2007年01月23日

●映画3タイトル制覇(予定)

・マリーアントワネット@帝劇 済
・鉄コン筋クリート@シネプレックス平塚 済
・エトワール@Bunkamura 予定
 それに伴い、バレエ展@箱根ポーラ美術館 済

オープンしたら東京ミッドタウン
八谷さんのオープンスカイ
笑い展@森アート

2007年01月22日

●今日のばあちゃん、耳に蝋梅を挿す

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●キティブーケ!

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●アマンダリ

伝説のアマンダリ見学。まさに大人の社会見学。
建物は拍子抜けするほど、近隣の環境と一体化していて
「ここからがアマンダリですよ!」とぃう感覚がほぼ無い。
中に入ると、バリ建築のスタンダードなんだけど壁はほぼなく
柱と屋根が静かな館内に影をくっきりと落としている。
日中のバリは、日陰と日向のコントラストが装飾です。

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ただのホテルを伝説のホテルたらしめるのは
それを伝説にする人がいるからで、私となおちゃんはまさにその役。
だって小娘が「私たち一度アマンダリを見てみたかったんです!」って
はるばる東京からやってくるんだよ?
そんなこといいながら、そんなこといわれたいなとしみじみ思う。

絵葉書とアマンダリキャップ、アマンダリティーなんかを
はなしの種に購入して、売店のお姉さんとお話すると
会えて嬉しいわなんていって穏やかに笑ってくださった。

シーズンオフとはいえ、館内は穏やかな空気に満ちて静かで
石垣島の町並みのなかでひとりぼっちになった感覚に似てる。
客室が立ち並ぶゾーンは完全に村で驚いた。
レセプションやレストラン、ショップのあるところだけが
ここがホテルだと分かるくらい。

中庭にはバロンという地面の神様がいる。
たまに地面から出てきたりするらしい。
バリは神様がそこらじゅうにいると聞いていたけれど本当だね。
気配が濃くて濃くて、私またバリいくかもしれないな。

ちなみに、バリで憧れの職業は?とドライバーさんにきいたところ
答えはホテリエ。ああ、だからねと納得する。
モチベーションって、国の産業を揺るがすよね。

●クラブメッド・バリ

1月14日~1月20日にかけて、バリにバカンスに行ってきました。
ステイ先はクラブメッド・バリ。相棒はなおちゃんレペゼン南柏。
事前に、いろんな噂を聞いていましたので半分検証旅行です。

クラブメッドには二種類のスタッフがいて、
・ホテル専門スタッフ(現地採用 レストランやフロントなど専門職)
・G.O(世界採用 ゲストとコミュニケーションをとる仕事)
後者のG.0が独特です。一見すると一日中ゲストと遊んでいるように見える。

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ほら、背中にG.Oって書いてあるでしょ。
毎日ユニフォームはカラフルに変化してたけどいつも背中にG.Oって書いてあった。
世界各国から召集がかかっているようで、日本人も8人くらいいたと思う。
G.Oの構成人種は、フランス日本中国韓国オーストラリア台湾インドネシアくらい?
「ゲストに迎える人種にあわせた構成になっている」とのこと。
だからG.Oは6ヶ月に1回の頻度で各国のバカンス村を異動するみたいだけど、
日本人G.Oがアフリカとかのバカンス村に勤めることはまず無いらしい。
また、キッズクラブG.OとかフィットネスG.OとかサーカスG.Oとか
彼らにもそれぞれ専門分野があってその能力を軸に選出される様子。
うちの社長がクラブメッドに行くなら是非雇用状態について聞いてご覧と
事前に教えてくれていたけど、本当に面白い会社形態をしていた。感心。

そしてまたG.Oに関して不思議なのは、評価はどう決まるのかということ。
デリケートな話なので、詳しくは聞けなかったけれど私は
「ゲストと一緒に食事をしているか否か」がチェックされてるんじゃないかと疑っている。
クラブメッドバリ村には小柄なフランス人の村長がいて(Mrライオネル)
マイクパフォーマンスが上手で、夜になるとレストランやパーティー会場にやってくる。
「ウ~ラ~ラ~、子供たちのカラオケ大会の始まりだよ、ヘイ勿論参加するだろ?」
なんていいながら、G.Oのコミュニケーション能力をみてるんじゃないかなあ?
あと、あるG.Oからは、オプションで頼んだツアーのガイドさんが良かったと話をすると
「あ、じゃあぜひアンケートにしっかり書いて送ってね」といわれたから
アンケートも大事な評価項目なんだろうな、5段階評価のCS向きアンケートだし。

なーんて、キョロキョロしてたものの、だってやっぱりここはバリです。シアワセ。
起きたら水着の上に服をきてビーサンをプラプラさせながら外に出る暮らしです。
(でも他にも横浜のホテルから女子二人組来てたよ、人気者じゃんクラブメッド)

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お部屋の様子はこんな感じ。基調は白、そこに赤の布と木使いがリゾート。
バリがすごいのはその安さで、きっとこんな部屋を日本で作ろうとしたら
1泊¥20000くらいしちゃう。だけど外貨パワーで安く泊まれる。
日本橋のマンダリンオリエンタルの価格が一泊¥70000と聞いて
「それは馬鹿だ、東京で¥70000でできることは他にある」と思ったけど、
マンダリンオリエンタルのあのハードが実感¥7000だったら泊まるわな。
ああだからすごいのはバリじゃないんだな、日本がすごいわけだ。
というわけで、今回の旅行で生まれた数少ない黒い気持ちは、
24の小娘が60の政府公認公式ガイドのおじさんよりもお金持ちということ。
私たちはその外貨パワーを使ってバカンスを満喫しているんだけど
でもやっぱりお父さんくらいの人よりお金を持ってるのは気持ち悪い。
外貨パワー、気持ちの上では諸刃です。

クラブメッドはイベントを作るのが上手で、毎日テーマが決まってた。
「フラワー」とか「バリスタイル」とか「ヨーロピアンエレガント」とか
「アジアン」とか「カプチーノ」とか毎日毎日くるくると。
で、そのテーマにあわせて売店のディスプレイも夕食内容も変わる。
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(左はトロピカル?右はカプチーノの日の売店ディスプレイ)
ディナー時は、ゲストも数少ない手持ちの洋服の中で
その日のテーマに沿った格好をして
壮観だったのが「バリスタイル」の日で、そりゃもうそこぞかしこに
バリ式のお守り(笹で編んだ籠に花や菓子が山盛りになってさらにお香)、
天井からは花がワシワシと飾られてそれはもエキゾチック。フランス人大喜び。
ジャパニーズからすると、ちょっと盆踊りみたいでウキウキする。
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で、ディナーはもちろん現地料理がメインになるんだけど、
この日だけは会場前に地元の女の子たちが着飾ってご挨拶。これがかわいい!
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写真をとらせてもらうと、見せて見せての大歓声で、見せてあげるともっかい撮って!
日本で言えば七五三が並んで欧米人にオウキュートとなんて言われる図?
アマンダリのエントランスでおんなじようなお出迎えがあるって噂があったけど、
そうかそうかこれはバリスタンダードなのね。小学生のお仕事なのね。
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ちなみに昼間にはこんな「アジアの台所から」コーナーができてました。
彼女はインド出身なのかな?辛くないインドカレー講座。
バーの一角に布を敷いて座って欧米おばちゃんたちの「何で床でやるの?」に
「だってインドではこうだから!あっはっは!」と明るく言い負かす。
プール上がりのレーズン入りインドカレーは甘辛くてさ、昼間の味がしました。

クラブメッドがすごいのはその選択肢の多さに尽きると思いました。
例えばお昼、13時ごろまでだらだらと食べて、プールサイドにいって
さて何をしよう?
・海に出てシュノーケリング
・プールサイドで卓球やチェス
・バーでトロピカルドリンク片手にG.Oとおしゃべり
・水中エアロビクス
これだけの選択肢があったら、別に外に出てインドネシア文化に触れなくても
十分バカンスを満喫できるよね。一度もクラブメッド外に出ない人もいるんだろう。
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(エアロビ、先生はチィチィ フロム セイシェル。ダンスG.Oらしく腰超きれいに振ってた
セイシェル出身ということが強く強調されていて、明るい人らしく人気者だったよ)
私が参加したのは
・シュノーケリング
・ストレッチ
・ヨガ
・パレオファッションショー(売店で売ってるパレオを紹介するショウ)
クラブメッドは積極的に楽しもうとする人には素敵な仕組みでした。
もし親しい同行者だけしか話をしたくなくて、「オウベイカ!」なんていう
バリ人には絡まれたくなくて、といった人は別のリゾートのがいいね。

夜になるとよなよなショー&激しい盆踊り的なものが開催されます。
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半分くらいがG.Oに見えましたが、繁忙期は老若男女世界各国が
きっと楽しく踊り狂うんだろうなあ。世界各国というのはポイント高いです。
非日常感が超ポイントあがるからね。海外まで行く価値のひとつです。
フランスあたりのおばちゃんたちは、踊り狂う若者を見ながら
バーのソファに腰掛けて最近のEU外交なんかについて、
旅先で出会った同郷人とうだりうだりと話してる(想像)。
横浜からきたキャワユイ日本人ガールズは
お気に入りのチィチィのダンスにキャアキャアいってる(実話)。
私となおちゃんはちょっと外れたプールサイドから、一日の反省会議をしてました。

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これはショーの写真。空中ブランコショーとムーランルージュかな。
衣装がものすごく豪華で本格的なもんだから、ここでも現地価格を実感。
ちなみに仲良くなったスティシー(キッズクラブG.O)に見せてもらった
キッズルームにはぎっしりと仮装用のドレスが掛かっていて、ジュルリ!
あんだけ種類も豊富にしっかりした衣装が揃えられたら、、、、なんて妄想。

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一番仲良くなったステイィシーフロム韓国。
いつか富士急に行きたいといっていたので、来たら是非連絡してね。
右の彼女はイタリア人のデイジーちゃん。
2週間の予定できて、延泊1週間しているというツワモノ。
どんな家庭なんだ。父は一体何をしている。
スティシーのことが大好きで、本当にずーっとチュウをしていた。
スティシーも慣れたもので、本当にずーっとチュウさせっぱなし。
最終日にお別れのハグをしようとしたら「No! She is mine!」と
いいシーンを暴れてぶち壊すというツワモノ。
でも天使のようにかわいかった。しかも双子。

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トロピカルドリンク呑み放題っていうのは個人的に超ポイント。

●5泊7日神さまの国へおじゃまの旅、是非またおじゃま

バリから帰ってきました。
残ったのは、くちびるの端に熱の花、背中にはトーストのような焦げ目。

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ホーム
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ちょっとあそんだ
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マンゴスチン祭り開催

マンゴスチンというのは非常に美味しい果物で、
硬い殻のなかに乳白色の身が詰まっている。
味は甘酸っぱく食感はつるっとしていて舌でつぶすと
口の中に汁が染み渡る感覚がある。いつの間にか飲み込んでなくなる。
無意識的に殻を割って房を口にするのはみかんを食べる感覚に似てる。
コタツでみかん、テラスでマンゴスチン。

なっちゃんが、果物が食べれない話を思い出す。
他人とは、感覚としては理解しあえないけど、
思考としては理解を示せる、隣の他人だとさらに思う。

いつだって呼吸をすれば甘いにおいがする、違う?

2007年01月10日

●1/9は悲しい別れの日でした、ちょっとバリに行ってきます

仕事ぶりに一番感銘を受けた先輩社員が、会社を辞めました。
一生もう会わないと思う別れを、私はいつから始めたんだっけ?
小さい頃は手紙書くから!とか電話してね!とか
そんなのもう無いって良く分かってる、もう一生会わないだろう。

一生会わない別れは、次の約束を夢見ながらにした幼い約束よりも
しぼりとるような苦しい涙がこぼれます。南沢さん。
せめて、元気で、元気で暮らしてください。

明日から長期休暇に入ります。バリに行ってきます。
休みはバリにいくなんて、テレビで出国ラッシュでよく見るOLみたい。