2005年01月03日

●スポーツ選手

ひょんなことで修斗の佐藤ルミナ選手にお会いした。といっても本トお会いした、レベル。
体が小柄でだけどはしっこいかんじでした。明けましておめでとうございます。

スポーツ選手はTVとかではその特徴をいちいち紹介してくれるのがいい。
最近涙もろくなっていて、なにを見ても聞いても涙が出る。
昔は何で「年をとると涙もろくなるのよね」って大人は言うんだろうって思ってたけど、
経験値が広がるから、移入しやすくなったり、悲喜が見えやすくなるからだ。
と今の時点では思う。もっとすごい理由があるかな。あるといいな。
初めて他人に涙したのはドラマ「君を忘れない」を観た小学生のとき。
作品の良悪はおいておいて、私は涙した自分にびびりました。
それが今では新聞を読んでも泣き、ニュース番組を見ても泣き、小説を読んでも泣き。
なんでこうも泣けるんだとおもったら大事なのは「物語性」なんですね。
その人がそこでそうしている、そこにいきつくまでの「物語」。当たり前だけど。
スポーツ選手にはそういうスペックがきっちりセットされて紹介されるから、
初見の選手でも心から応援することができたりする。つられて泣いちゃったりする。
なるほどねー。私にも欲しいな、マシンガントーク以外のスペックが。

箱根駅伝をお墓参りの途中に見る。
選手の名前を覚えて「がんばれー」だけじゃなくて「○○、がんばれー」って呼んだら
きっと選手はもっと嬉しいだろう、とお父さん。
小田原の人が毎年必ず4区を走る人の名前を覚えてそういう応援をしたら、
小田原市が人情の街として人気出るかもね、とのこと。
一見ばかばかしいけど誰も不幸にならないし楽しくできる、きっとそれは名案です。