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2006年12月02日

●光の道、いい靴を履くと幸せなところに連れていってくれる

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「パリではね、女の子はとびっきりいい靴を履きなさいって言われているの。
 そうすれば、靴が自然と素敵なところに連れてってくれるっていうんですって。」

花より男子で藤堂静さんがいってたこと、憧れた女児は少なくないはず。
私はいい靴を履くようになりました。これはとても素敵な物語。

今日明日とナイトマーケットをやっています。
たくさんのランタンに彩られて光り輝くこの道はそれはそれはきれいで、
風が吹くといっせいに炎がさざめいています。
美しいものを見ると、そのモノの美しさだけではなく
そのモノが成り立つ美しさに思いを馳せます。
忙しい中集まるスタッフとか、ひとつひとつ火を点ける手の悴みとか、
喜ぶ子供の顔、なんとなく立ち去りがたくなっている人、人、人。
たくさんのものに支えられて、私たちは今ここにいます。

「きれい」と「美しい」の違いを説明する文章がありました。
どこで読んだっけな、三田評論かもしれないし、銀座松屋かもしれない。

きれい:モノとして完成されていること 工業製品的
    つるつるしてたり、角がピッとしてたり

美しい:その佇まいにえもいわれぬ存在感があること
    語りたくなるような物語があり、かけがえがないこと

美しく暮らして生きたい、美しいひとでありたい。
私はきれいじゃないけど、でも恵まれた世界に住んでいるから。
今日から私のホームグラウンドは16期に入ります。

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