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2004年12月15日

●e.m

いろんな雑誌に掲載されてバブル気味なのに、
ぜんぜん公式サイトみつかんないんだもんまいっちゃうよ。
とにかく素敵なので覚え書き。
思えば三谷先輩も落合ねえさんも、ラブリーな手の届く年上はみんな持ってる。

最近身の丈を考えると、
なんで私くらいの女の子がピカピカのヴィトンを持てるのか不思議になる。
よくあるブランド志向批判とかじゃなくて、
私の家がそもそもブランド品を一切買わない、田舎の農家だから、
たとえば月に生活費が10万円だったとして、
新しいかばんが欲しくなったときに割けるお金は1万ちょっとのレスポやエルベなんだよね。
そこでグッチとかコーチとか買っちゃうとなかなか食いつなぐことができない。
彼女たちは別のところですごい倹約とかすごいバイトとかしてるんだろうか。

私は贅沢大好きで、欧州風ないいものを長く感覚も大好きで、
だけど今の生活の金銭構成を省みるに、
やっぱりかばんには2万円で一番いいものしか買えない。
それ以上出すと(たぶんやりくりすれば出せないこともない)
自分の生活レベルからかばんだけぽかんと浮いてしまうからね。

だから今欲しいものをその視点であげてみたら、
・スウォッチの地味な時計 会社にしてけるやつ 5千円
・エルベのトート 会社に持ってけるやつ 丈夫さ重視 2万円
・かねまつのオーダーパンプス 会社で履くやつ たちっぱ仕事 3万円
・ダウンコート 雪国通勤用 できれば2万くらいで 
・中古車 丈夫な四駆 雪国通勤用 100万以内

列挙すればまあなんていうか、ちょっと華がないよなー。
ちょっとまじめな中学生が大人になっちゃったみたいな感じ。
そういえば最近一週回ってノンノがリアルになってきた。
昔はあんな地味で特徴ない面白みない服誰が着るの?ってzipperっ子だったのに。

大粒のダイヤはまだとうぶん手に入らない。
それはなにもダイヤが欲しいという即物的なことではなくて、
そういうハイクラスなHFとか婦人画報的な暮らしを手に入るのがまだまだだから。
ならばそれを今私にくれるようなインスタントなジルコニアのリングが欲しい。
ダイヤモンドは永遠の輝きだけど、ジルコニアはすぐ濁るんだってね。
もともと透明度がすごく高いからちょっと身に着けてると傷ついてすぐ濁るんだって。
濁るころにはダイヤを買うわ、そんな心持ちでそのうちこのリングを手に入れよう。
今はまだこのリングさえ高く感じてしまう身分だけど、
私のなかにもぼうぼうと密かに燃えまくっているNIKITA精神と、
私のなかにも脈々と根付いているヒカリ物が好きな烏精神を、
うまく混ぜて捏ねて自己を省みて、
好きで好きでたまらないもので的確に自分を飾り、自分になれたらいいものだ。

この冬は、7万したビバユーの毛皮、もう4年目なんだからそろそろ自分のものにしよう。

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