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2006年12月15日

●ミッフィーのケーキ

仕事柄、ここ2年はとにかくいけてるという噂の飲食店や
宿泊施設、商業施設を遊び歩くようになりました。
当たり前だけれども、流行っているところは時代の風を掴むような
大人数に好まれるような工夫があって、
それは今で不便だったものを解消したスタイルだったり
昔流行っていたものを現代にあわせて再消費させていたり
逆に、今まで誰も見たことが無かったり、まあいろいろですが
特に気になるのは「語ることがある」店や製品です。

はさみとかそういうシンプルな道具でない限り、
その存在が目で見て9割理解できるものより
5割目から理解ができ、残りの5割は物語が補完して
頭の中で想像がグングングングン広がっていくような
そんな存在が、今少なからず広がり始めているという実感があります。

目に見えるもので全て勝負するんじゃなくて、
そこをスイッチとして広がる未来の素敵な生活、
そのモノにかかわることができる素敵な私の生活、
目に見えないもので勝負をするようになるんですね。
だから、ユニーク、であり、デザイン性があり、由来がある
といったことがすごく大事なんだなこれからは、なんて。
例えばミシェルブレスのナイフ、ウンナナクールのワッペン、それこそクラスカ
コクヨデザインアワード1位、直島、ケーキの中の指輪!!

六本木がいまやデザイン好きの町になろうとしている、というのは
ヒルズ2を作ろうとしている森ビルの弁だったかと思いますが
今一番満たされている人たちにとって、どのような方向性にしろ
参加するのに物語がある製品がキャッチーなのだろうなあ。
でもそれは昔から絵画とか、芸術とかの存在そのものだから
日本の暮らしも最高水準きわまれりってことかしらん。
茶道の時代から一周しているのかもしれないね。

miffy_R.jpg

かの有名な原美術館の展示会ケーキ。
今群馬のほうでミッフィー展やってるでしょう。行きたいな。
芸術を食べてしまえるってすごいキュートな体験。拍手。

kusama_R.jpg
※草間さんのやつはほんとすごい。
 だって写真を遠目で見た先輩が草間さんだって分かってた!

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コメント

きゃーこれねチェックね!
はるちゃん、群馬旅行しよう(はーと)

i'm now in Dusseldorf !
クリスマス幸せね。

でしょでしょ、原美術館でブルーナさんを満喫したあと
中庭でミッフィーケーキを食べる。
至福ですねー。福に至る。

クリスマスマーケットの写真みしてね!
私は今日これから、光の道をつくりに、ランタンを点火して館内にばら撒きに、まるで小人のように働くんだよ。

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