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2006年11月18日

●FROM YAMANASHI TO TOKYO

他部署のみんなは急がしそうで、私はちょっと肩身がせまいっていうか
ちょっとやりがいが無くて鬱々とした日々を過ごしております。
仕事がしたくてもさ、チームワーク上できないっていうタイミングが
たぶんどんな会社の部署でもあるんじゃないかな、なんて逃げ?
いいんです、たっぷり自分の興味を伸ばす方向に使うから。
着付けとか、英語とか、サービススキルとか、東京とか、東京とか。

というわけで、車で2時間、実家に帰ったよ:)
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いつ見ても、我が家は外観がきれい。ひとえに両親の努力の賜物です。
でもいつ帰っても、家の中が荷物でごちゃごちゃしている。
スモークチップマシンから新種のバラまでいろいろあります。
今回同行のマユミちゃん(フロント勤務21歳独身)も
「はるちゃんちは、ものがいっぱいあるねえ」とため息ついてました。

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そんなマユミとスタバでお茶@小田原駅です。
私スターバックスコーヒーとか久しぶりに見たよ。
ジンジャーモカラテだっけ?飲んだよ、都市の味がするよ。
箱根観光の外国人に囲まれて、心なしか笑顔です。

お芝居を見るために今回は上京したんだけど、
同じくらい楽しみにしていたNYグリルでのランチ!¥4,500也。
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お料理は美しく、ブッフェもきれいに並んでいたんだけど
もっと私が大人になってから行けばよかったかなという客層。
ちょっとサービスの方に歓迎されていないような印象。
まあ若いししょうがないよね、でも居心地が悪かったのは事実。
同じ¥4,500でカジュアルとリュックスがあったとき、
どちらにもそれぞれいいところがあるから、
カジュアルだからって負けた気になって卑屈になることは無いと新理解。
ということを超えて、もっともっと美味しくできるはずだよね、と
マユミと二人して自らの城を戒めてみる。うんうん。

それにしても、ねえすがちゃん、私とおそろいのあの飲み物
ほんとすごい存在感だったよね。1杯¥1,200の価値あったね。
マユミはすがちゃんのことを気に入っていて、
「あの人は、天然だけどちゃんと考えられる人」って誉めてたよ。
またお話したいなー、なんていってたから是非相手してあげてください。

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初日は素直に実家に帰って(ロマンスカー先頭車両!イエイ!)、
箱根の敬愛する温泉「天山」に連れてってもらいました。
ここはいいよねえ、お母さん一押しの「一休」でひっそりのんびり。
OZマガジンによく特集されているような光景で苦笑する。
都会は田舎を消費しようとするけど、地文化の前では指をくわえるしかないね。
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お風呂上りにいただいたとろろのご飯、美味しかったな。
炭火で炙った小魚、小えびのから揚げ、自然薯、むぎごはん。
恵まれた味覚の祖先を持った国ですね。

2日目、横浜ぐるぐる&青山しっぽり。
超カワイイ財布をKitamuraで見つけ、ラルフの極太ベルトに一目ぼれ、
高島屋にてUGGのブーツに狙いを定め、マークで梟ニット買ったよ。
もう物欲大爆発だけど、これから冬山に篭るんだから許してよ。
美容室で簡単なパーマを掛けて、静香の元へ。遅くなってごめんね。
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常常只者ではないよねと思っていたけど、
やっぱりちょっと羽が生えているかんじの静香。愛しい。
ユーモレスク観たかったね、私太田莉奈さんのファンなのよ。
なんだか私一人でモヤシをポジティブに食べる話してごめんね。
もう24だけどまだ24だから、素直に悩むことたくさんあるよね。
こんどは真正面から、恋愛と結婚と出産についてと
この先の日本で、文化はどこで自然発生してくるのか、その行方について
パジャマで話しましょう。あなたが家を引き払うまえにね。東京で。
それとも、超寒くなってきた高原で満点の星空を眺めながらがいい?
エニィウェイ、あなたの幸せを祈れる私は幸せです。

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Q さてこの素敵な夜景はどこでしょう?
A センターオブザ神奈川の海老名です。アメリカみたいでしょ。
昨日目星を付けた品物を買い込んで(ラルフ・UGG・ホコモモラ)
ユニクロでフリースに手を出してキャッツ観てきたよ。
いつものことだけど、A型のくせに最初の10分見逃したよ。

木更津キャッツアイを海老名で観て思うことは、
流行のファスト風土化する日本について。三浦展著。
私旅先でデニーズ見るとほっとするんだよね。セブンとか。
ロードサイドにあるものなら目を瞑ってでもいえる。
トイザラス、ユニクロ、ダイソー、ジャスコ、びっくりドンキー、24Hマック、
シューマート、ヤマダ電機、ブックオフ、ケーヨーD2、ワーナーマイカル。
これだけそろえれば、「現代日本の田舎」って舞台装置つくれるよ。
高速道路が張り巡らされて、人とモノが信じられない距離を動くから
(商売+生活)で作られていた駅前街中の商店街は廃れていって、
(買い物!)の目的達成の為に作られたジャスコのある郊外に人が集まって、
三浦さんはそれが地方の凶悪犯罪を誘発させているって教えてくれた。
ぼんやりニュース聞いてても、群馬とか栃木って凶悪犯罪多いよね。
しかも日本にはもうそんなスポットがもうごまんとあって
田舎がみんなおんなじ顔をしてるんだって、それって悲しくない?と三浦さん。
私は悲しいけど、それでもやっぱり便利をとってしまうな。
商店街じゃ何も買えないもん。私は東京を知ってるから、物が無いの嫌だもん。
本当に、マス視点とマクロ視点は悲しいかな一致しないよね。
でもあこがれるよ木更津に、逗子に、鴨川に。
ふるさとにはいつだって、オリジナリティをもっていて欲しい。
ジャスコはふるさとには出店しないで欲しい、隣町に作って欲しい。
もしキャッツアイシリーズを作って木更津がなお元気になったなら、
本当にこの映画は、コノコノって頭をぐりぐりしたくなるくらい
うらやましくて、遠くを見ると物悲しい。いいなあ、商店街。

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こっちは横浜みなとみらい、フロムベイクウォーター。
港が未来なんだぜ、未来の港なんだぜ!そういって名づけた
あなたの情熱に拍手。みなとみらいは、今でも未来の港だよ。
さて私たちの田舎、いなかみらいになって未来永劫輝けたらいいのに。

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